民俗舞踏フェスティバル
カフカスの国グルジアという名には異国情緒があったがジョージアに変わり少し平凡になった、しかし、これは旅人の勝手な言い草だろう。サーサーン朝ペルシア、東ローマ帝国、イスラム、モンゴル、ティムール、オスマントルコ、最後にロシアの支配、すべての文化に接し抵抗てきた民族だから芯が強い。
踊りも衣装も荒々しく躍動するコーカサスのものだ。よく跳びよく舞う。騎馬の民の戦陣の雰囲気が伝わってくる。
スターリンの故郷だ、生家が大切に保存されている。国民の80%はジョージア人、自国文化への固執は強いだろう。早々とソ連のくびきから離脱できたのも妥協のないアイデンティティのおかげだと思う。